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ECHOESサマースクール 2026

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2026/9/16〜9/18@休暇村支笏湖 2026年度 学術変革領域研究(A) “ハビタブル日本”  夏季若手研究者セミナー ECHOES Summer School 2026 in 支笏湖 に参加した.ECHOESの世話人としての参加. 昨年のサマースクールはあいにく参加できなかったので,2年ぶりの参加だった. 前回と同様,博士課程の学生の運営メンバーの方々が非常に積極的に計画・企画・手配・当日の進行などをどんどん進めてくれて,「大したことはしていない」という状態だった.皆さん本当に頼もしいです. 今回のグループワークは「観測計画を立案してみよう」というものだったが,こちらも非常に盛り上がり,かつ時間的にもコンパクトで,とても素晴らしかったです.(私にはそこまではできないな...と思ったり...) ポスターの議論も非常に活発で,熱いメッセージの込められた招待講演や,自由時間や懇談会での大学や地方を超えた交流も含めて,参加者の皆さんにとって非常に有意義なサマースクールになったのでは,と感じた. 天気も良く過ごしやすい気温で,支笏湖はとても良い所でした. 幸い,休暇村周辺ではヒグマの心配は現状ほとんどないとのことだった. ポスターセッションは壁を使って行われました.準備中. 発表中. グループワークもとても盛り上がりました. 休暇村の敷地内に当然のようにエゾシカがたくさんいてびっくり.写真は夜8時前くらい. 運営の皆様,お疲れさまでした! 運営メンバーの皆さん      

Yi-Xian Liさんセミナー

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2026/09/16 @筑波大学  東北大学のYi-Xian Li特任助教に筑波大を訪問していただき,セミナーを行っていただきました. セミナーは"Bimodal Evolution of Vertical Motion in Tropical Precipitation Extremes"というタイトルで,熱帯や亜熱帯における極端降水に伴う上昇流の鉛直構造のパターンや、その時間発展特性について分かりやすく話していただきました. どうもありがとうございました!    

第3回BCS研究会

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2026/8/17@三重大学   第3回BCS研究会に参加し,研究発表および議論を行った.  私はBCSそのものの研究ではないが,北西太平洋の暖水偏差が陸域にどのような影響を与えるか,という観点から,2023年の複合熱波の研究について紹介した. 理論的枠組みを大切にするスタイルで研究されている方が多かったこともあり,久々に理論から研究を考え,語る機会になったように思う.最近はあまりそのような頭の部分を使っていなかった気がするので,良い機会になった. 三重大学 生物資源学部・大学院生物資源学研究科 お会いした皆さん,どうもありがとうございました.    

IBS Conference on Global Monsoon Systems

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2026/8/12-8/13@Paradise Hotel Busan IBS Conference on Global Monsoon Systemsに参加し,研究発表および情報収集を行った. 夏休み,また日本はお盆の時期ということで,釜山はとてもにぎわっていた.また私は安価で良いフライトがなかったので,行きはGimpo経由だったのだが,Gimpoの入国審査も日本からの旅行客がたくさんいた. 今回,学会の名前自体がちょっとトリッキーだった.というのも,私はもともと,East Asian Climate (EAC)のワークショップのつもりで申込み,8/12-13の2日だけ出席するつもりで旅程を組んだのだが,10日から13日の4日間で開催される"IBS Conference on Global Monsoon Systems"の一部,という建付けになった,ということのようだった. IBS Center for Climate Physicsの10周年記念,そして KMSのpresidentなどを務められたPNUのKyung-Ja Ha教授の退官記念,ということで,モンスーン研究を長年されてきた方が多く参加されており,様々なために話を聞くこともでき(Axel Timmermannのconcluding remarkが特に面白かった),またこれまでお会いしたことが無かったが繋がりのある方との出会いもあり,とても貴重だった.  想像以上に大きな会場で多くの方に発表を聞いていただくこともでき,その意味でもとても有意義だった. 会場.とても立派. 夜の釜山(海雲台) 海雲台のビーチ お会いした方々,どうもありがとうございました.  

AOGS2026

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2026/8/3-8/7@福岡国際会議場 AOGS2026に参加し、口頭・ポスター発表および情報収集を行った。 福岡国際会議場の入口 福岡国際会議場は近くに地下鉄の駅がなく、バスに乗らないと駅からそれなりに歩くことになるのだが、到着した日は福岡が記録的な暑さに見舞われ、日中は39℃超え。夜も暑さが残っており歩くと汗だくになってしまう。(韓国では42.5℃を記録したらしいが・・・) その中でメインの福岡国際会議場に加えて、ポスター会場と一部の口頭セッションが隣接するマリンメッセのB館で行われたのだが、その間の移動が既に辛いくらいに熱かった。   今回のAOGSでは大気セクションで2セッションの共同コンビーナとポスター発表1件、またIGセクションで口頭発表1件を行った。 プロダクティブで良かったのだが、口頭発表とセッションコンビーナのスロットが被ってしまい、国際会議場とマリンメッセの間を途中で移動することに。セクションを跨ぐスケジュールまではなかなか考慮できないのだろう。 韓国をはじめとするアジアの国だけでなく、欧州などから来られている方も割と多くいた。おかげで共同研究者の方と論文に関する議論を進めることもできた。国内開催でこれだけ国際学会的な体験ができるのは、特に学生の方などにとってはとても貴重な機会だなと感じた。 それにしても,"extreme"と名のつくセッションが去年にも増して多い.extremeでもAIでもないセッションの方がASでは逆に少ないんじゃないか,という気すらしてくる(さすがにそんなことはないと思うが・・・) 今回力学セッションを立てた(リードコンビーナは私ではないが)のも,力学の発表をする場があまりない,という気付きからだった.来年以降も継続していければ. ポスター会場の列 お会いした方々、どうもありがとうございました。        

Chung-Chieh Wangさんセミナー

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2026/07/13 @筑波大学 国立台湾師範大学のChung-Chieh Wang教授に筑波大を訪問していただき,セミナーを行っていただいた. セミナーは"A Review on the Mechanism and Predictability of Typhoon Morakot (2009) with Extreme Rainfall in Taiwan"というタイトルで,台湾に記録的大雨をもたらしたTyphoon Morakot (2009; 平成21年台風第8号)の特徴的な経路や移動のメカニズム,地形や海面水温の影響,温暖化との関係,数値予報など,多角的な研究成果について話していただきました. どうもありがとうございました!          

論文が出版されました (Masunaga et al. 2026 GRL)

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共著者として執筆した論文が、Geophysical Research Letters誌より出版されました. 全球雲解像モデル(GCRM)における北大西洋と北太平洋のストームトラック活動に関する論文です. 論文情報 Masunaga, R.*, Kodama, C., Okajima, S., Yamazaki, A., Miyakawa, T. (2026). Contrasting improvements in storm-track activity over the North Atlantic and North Pacific in global storm-resolving models: A case study in the winter of 2020, Geophysical Research Letters, 53(11), e2026GL122526.  https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2026GL122526

Diabatics 2026 Workshop

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2026/4/27-5/1@Wolkersdorf im Weiviertel (オーストリア) ウィーン近郊で行われたDiabatics 2026 Workshopに参加し、ポスター発表および情報収集を行った。 翌週からのEGUに併せてウィーン近郊で行われたワークショップ.非断熱加熱に関する研究成果が多数持ち寄られ,活発な議論が行われた. ワークショップはホテルに参加者全員(60名くらい)が宿泊するインテンスなスタイル.朝から晩までそこかしこで活発な議論や楽しい会話が繰り広げられた.なかなか濃い1週間を過ごすことができた. 会場のホテル ホテルのフロントにて ホテルのレストラン.ここでも毎日様々な参加者とテーブルを共にすることができる. この形式のすばらしい所は,大きな学会と違って初対面の人と多く知り合うことができるということだ.コーヒーブレイクや食事だけでなく,最終日にはグループディスカッションもあり,様々な方と話をした. 日本から参加されていた方々も数名いた.学生さんにとってはなかなか「アウェイ」でスパイシーな体験だったかもしれないが,なかなか得難い経験ができたのではないだろうか. 発表としてはweatherスケールに軸足を置いたものが多かったが,weatherとclimateをどう繋げるか?という問題意識は広く共有されているようだった.解像度とプロセスの話は,simulationとmodelingの違い,という最近の話とも関連しているのだろうなと感じた. Wien Mitte駅から会場の最寄りのWolkersdorf im Weiviertel駅に行こうとしたのだが,行先表示が分かりにくい.ちょっと考えていたら現地の方が親切に声を掛けてくださった. なおウィーン市街にはWien Mitte-Landstraße Bahnhof (駅)とWien Hauptbahnhof (駅)がある.前者は文字通りの中心街,後者は長距離路線のターミナルという感じの駅なのだが,券売機等で切符を買う時に駅名が英訳されて"Vienna Central Station"と表示されると,異常にややこしい(これは実際には後者).もし行かれる方は気を付けてください. 今回は英国滞在中だったため,ロンドン~ウィーンという近距離フライト.荷物を減らすためにトートバッグを機...

CMIP Community Workshop 2026

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2026/3/9-3/13@京都 国立京都国際会館で行われたCMIP Community Workshop 2026に参加し、ポスター発表および情報収集を行った。 CMIP関連のワークショップは2019年3月に行われた CMIP6 Model Analysis Workshop@バルセロナ 以来のようだ. 私はその頃CMIP関連の研究をしていなかったので(そもそも文字通り「生きるのに精一杯」でそれどころでなかったが),そんなものがあることも知らなかった. 非常に勉強になり有意義であるだけでなく,ネットワーキングにもなるし.国際的な動向・雰囲気を知ることもできる,素晴らしい機会だった.これが7年ぶりと言うのはあまりにも残念であるし,同様の意見が複数の参加者から出ていた(とくにECR Sessionで). メイン会場 レセプションでのパフォーマンス.漢字を書くパフォーマーと聞いて「気候じゃね?」という話をしていたらその通りだった. ECRセッションでのブレークアウト.色々な意味で興味深く(セッションの目的とは別に)日本の研究者として考えさせられることの多い時間だった ポスター発表したセッションのセッションディナーを企画していただきました.とても楽しく有意義でした.ありがとうございました. このようなイベントが日本で開催されることの意義は非常に大きいと思う。私のような研究者や、さらには学生の方々が海外に行くという高いコストを払うことなく(リソース量が経済状況を反映しない中で)国際的な研究ネットワークに触れることができる。さらには日本のプレゼンスを向上させることにも繋がるのだと思う。皆様、特にLOCの方々、どうもありがとうございました。   私個人としては、今回はネットワーキングという意味でもとても有意義だったのだが、上のセッションディナーに参加していた日本人が自分だけだった(同じセッションで発表した日本人は他にも何人かはいたはずだが…)というのには疑問を感じずにはいられなかった。1人だったのでネットワーキングという意味で美味しい思いをしたのだが。 このような貴重な機会を与えてもらったとして、それを享受しようという人(特に私と同年代かより若い人)はいったいどれくらいいるのだろうか。その後別の機会で「私は認識されてるから行かなくて良い」みたいな言説を聞いて幻滅した。 ...

Ocean Sciences Meeting 2026

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2026/2/22-2/27@グラスゴー Scottish Event Campus (SEC)で行われたOcean Sciences Meeting 2026に参加し,口頭発表(2件)および情報収集を行った.  イギリス滞在中だったので,グラスゴーまでは電車移動.移動のあれこれの詳細はイギリス滞在記?で書くとして・・・ 2/22の朝にReading駅からいつものGWRに乗りPaddingtonへ,そこからEustonにtubeで移動,EustonからはAvanti West CoastでGlasgow Centralへ.Euston→Glasgow Centralは5時間半くらい.車内はあまり広くない上にこの日は日曜日+バーミンガム辺りの工事とエディンバラ行きの運休が重なりかなりの混雑.さすがにちょっと疲れた. 夕方に駅に着いてホテルへ,その後会場へ. SEC Centre.いかにもイギリスという感じの雨 初日のオープニングプレナリー.OSMが米国外で行われるのは始めてだが,過去最高の登録者数(6,000人くらい)だったとのこと. 駅近くのホテルにしたのですぐに会場に向かえて便利だった.会場はGlasgow CentralからScotRailで2駅. なお会期中にGlasgow Cenralの地下ホームが水没し使えない,という残念な状況が発生した日があった. 口頭発表のメインとなる会場 口頭発表の会場は広いホールで,6-8セッション並行で行われるが仕切りがない.じゃあどうするかというと,スピーカーがなく,マイクに向かって話した音声はオンラインに乗るか,会場のヘッドセットで流れるという仕組み.つまり,会場の椅子に座っていても,発表者の声はほぼ聞こえず,ヘッドセットをする必要がある.ヘッドセットにランプが付いていることもあって,さながら「ゲーミング学会」という感じだった. 会場の演台とスクリーン.「ハビタブル日本」関連セッションでのもの.1つ目の発表はこちらでさせていただいた. 別会場.立派.2つ目の発表をさせていただいた海洋熱波セッション. ポスター会場 フードトラックが集まっているスペース.もちろんこれでは足らん. グラスゴーは歴史ある街という雰囲気があり,重厚な建物が多いが,中心部(の特に一部のパブ)はとても活気があった.グラスゴーと聞くととても治安の悪...

論文紹介 (Nielsen et al. 2021 PNAS)

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Global citation inequality is on the rise Nielsen, M. W., & Andersen, J. P. (2021). Global citation inequality is on the rise. Proceedings of the National Academy of Sciences, 118(7), e2012208118. この論文は,研究業界における「引用の不平等」の変化について,400万人以上の著者と2600万本の論文データをもとに調査したものである.そしてその結果,2000年から2015年にかけて,引用の不平等が著しく増大していることが明らかになった.上位1%の「引用エリート」が占めるシェアは14%から21%へと上昇し,ジニ係数も0.70に達している.この背景には,エリート著者層が共同研究を戦略的に拡大させて生産性を維持する一方で,一般の研究者の相対的な出版シェアが低下しているという構造的変化が存在する.本研究は,研究に関わるエコシステムにおける資源と名声の集中が,知の多様性や競争にどのような影響を及ぼすかという重要な懸念を提起するものである. ~~~ 1.背景と意義 科学コミュニティは高度に階層化された社会システムであり,資金や名声は極めて不均等に分配されている.先行研究では,実績のある者がさらなる報酬を得る「マタイ効果」が指摘されてきたが,近年のグローバルな変化の中でその格差がどう推移しているかは不透明であった. 本研究は,最先端の著者同定技術を用いることで,118の科学分野におよぶ世界規模のデータから,著者レベルでの引用集中の時間的推移を初めて定量化したものである. 2.データと手法 データの抽出と著者同定 Web of Science(WoS)から,ジャーナルでの出版が主たる対話手段である医学・健康科学,自然科学,農学の3分野のデータを取得した.名寄せ(著者同定)の精度を担保するため,WoSに5報以上の出版物がある著者に限定し(つまりこの研究の分析結果を学生などに帰することはできない),最終的に4,042,612人の著者と25,986,133本の論文を分析対象とした. 引用のインフレ調整と正規化 論文数と引用文献数の増大に伴う「引用インフレ」を補正するため,独自の指標「インフレ...

国連防災機関(UNDRR)のPreventionWebに記事が掲載されました

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Okajima et al. 2025b (AGU Advances)の内容について, 国連防災機関(UNDRR) のPreventionWebにおいて, 特集記事が掲載されました . 研究はこちら Okajima, S.* , Y. Kosaka, T. Miyasaka, R. Ito (2025): Unprecedented Marine Heatwave Significantly Exacerbated the Record-breaking 2023 East Asian Summer Heatwave, AGU Advances, e2025AV001673 . Journal Site https://weather-to-climate.blogspot.com/2025/09/okajima-et-al-2025-agu-adv.html 国連防災機関(UNDRR)および "PreventionWeb" とは 国連防災機関 (UNDRR; United Nations Office for Disaster Risk Reduction) は,スイスのジュネーブに本部を置く,防災・減災を専門に扱う国連の主要機関です.世界中の政府や組織と協力し,災害による被害を減らすための国際的な指針(2015年の仙台防災枠組など)の策定や推進を担っています. PreventionWeb は,UNDRRが運営する「防災・減災に関する国際的なナレッジプラットフォーム」です.専門家によるセレクションプロセスを経て,世界の防災政策や実務に役立つ知見を発信しています.

Eos.orgに記事が掲載されました

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Okajima et al. 2025b (AGU Advances)の内容について, Eos.orgに 紹介記事 (Research Spotlight) が掲載されました . 研究はこちら Okajima, S.* , Y. Kosaka, T. Miyasaka, R. Ito (2025): Unprecedented Marine Heatwave Significantly Exacerbated the Record-breaking 2023 East Asian Summer Heatwave, AGU Advances, e2025AV001673 . Journal Site https://weather-to-climate.blogspot.com/2025/09/okajima-et-al-2025-agu-adv.html Eos.org (Eos)は,地球科学分野で世界最大の学会である,アメリカ地球物理学連合(AGU)が発行するニュースメディアです.専門的な論文の内容を平易な言葉で解説した記事を掲載しています. Research Spotlightは,AGUが発行する全24ジャーナルの掲載論文の中から,エディターが特に重要で,かつ広範な読者の関心を引くと判断した論文が特集される枠です.AGU journals全体の論文数(年間8,000報強)に対して,Spotlightに選ばれるのは250~300件=約3〜4%です. なお,本研究は,Eos.orgの  "Research Spotlight"  への選出だけでなく, AGU Advancesの2025年9月の Editor Pickに選ばれ , 出版直後から米国TIME誌( " How A Marine Heat Wave Is Helping Drive Warm Fall Weather " )をはじめとする主要メディアで引用されるなど,国際的に極めて高い社会的・科学的関心を集めていると言えます.

レポート紹介 (Priestley et al. 2025)

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Understanding present day natural catastrophe risk using large ensembles of weather data Matthew Priestley, David Stephenson, Adam Scaife and Daniel Bannister, 2025: Willis Research Network Newsletter 学術論文ではなく,レポートの紹介. 自然災害リスクの評価は,保険業界や企業のリスクマネジメントにおいて不可欠である.大手の保険ブローカー兼リスクコンサルティング企業である WTW(Willis Towers Watson)は,科学的知見を実務に結びつけるため,最新の気象・気候データを用いたレポートを定期的に発表している.本レポート “Understanding present day natural catastrophe risk using large ensembles of weather data” は,巨大アンサンブル気象データを使って,「現在の気候条件下でも,観測史を超えるような極端な自然災害が起こりうる」可能性をあぶり出す試みである.以下では,その内容とともに,学術論文とは異なるこの手のレポート特有の文体や構成の特徴にも触れてみる. ~~~ 0.WTWとはどのような会社か(すべて筆者による;1以降はレポートの内容による) WTW(Willis Towers Watson)は,ロンドンに本社を置き,世界140以上の国・地域で事業を展開する保険ブローカーのグローバル大手のうちの1社である.主な業務は,保険および再保険の仲介,企業リスクの定量化と管理支援,アクチュアリーサービス,資本管理・金融リスク分析など多岐にわたる.自然災害リスクの評価は同社の中核サービスであり,気象災害や極端現象に関する科学的知見を実務に応用するための取り組みが重視されており,気象学者,データサイエンティスト,アクチュアリーが多く在籍し,気候モデル,統計解析,大規模データ処理を用いたリスク分析を得意とする. 「自然災害レビュー」を定期的に公開 したりもしている(しかも日本語対応).このような背景から,レポート文章には「科学的に正確でありつつ,ビジネスの意思決定者にも即座に意味が伝わる」よう...

論文が出版されました (Sakamoto et al. 2025 GRL)

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共著者として執筆した論文が、Geophysical Research Letters誌より出版されました. 大気海洋相互作用が東アジア冬季モンスーン(EAWM)に与える影響に関する論文です. 論文情報 Sakamoto, R.*, Takaya, Y., Hirahara, S., Naoe, H., Okajima, S., Ueda, H. (2025). Midlatitude Atmosphere-Ocean Interaction Reinforces the East Asian Winter Monsoon, Geophysical Research Letters, 52, e2025GL118566.  https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2025GL118566