論文が出版されました(Okajima et al. 2026 GRL)
筆頭著者として執筆した論文が,Geophysical Research Letters誌より出版されました. 中緯度の数日規模の大気擾乱(移動性高低気圧など)は,海洋から大気への熱放出を(特に海洋前線帯では最大約30%)強めるとともに,中高緯度の年々変動を増幅させており,気候モデルで現実的な平均状態を再現するにはこうしたストームトラックの適切な表現が不可欠であるということを示す論文です. この論文では,衛星観測に基づくフラックスデータJ-OFURO3および,KEOブイの観測データを利用しています.特にKEOブイについては, 2014年の「かいよう」観測航海 ではKEOブイを交換したのですが(私は直接その作業を担当したわけではないですが),14年経ってそのデータを活用した論文を出版したというのは,感慨深いものがあります. 論文情報 Okajima, S., Kido, S., Tomita, H., & Cronin, M. F. (2026). Rectified effect of synoptic-scale atmospheric eddies on global ocean-atmosphere heat exchanges. Geophysical Research Letters, 53, e2026GL123091. https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2026GL123091