論文が出版されました (Okajima et al. 2025 JClim)
筆頭著者として執筆した論文が、Journal of Climate誌より出版されました。
東アジアにおける春先の低気圧(所謂「南岸低気圧」)発生頻度のピークについて,中国南部から東シナ海にかけての下層ジェット気流の発達と前線頻度の増加が重要なメカニズムであることを明らかにした論文です.冬季から春にかけての東アジアにおける非断熱加熱の増加がこの下層ジェット気流を強化し,結果として春先の低気圧発生頻度と降水量のピークに寄与していることを示唆しました.
論文情報
Okajima. S., H. Nakamura, A. Kuwano-Yoshida, R. Parfitt (2025): Mechanisms for an Early Spring Peak of Extratropical Cyclone Activity in East Asia. Journal of Climate, 38(9), 1981–1997. Journal Site
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