AGU24

 2024/12/8-12/15 @Washington DC(アメリカ)


アメリカ地球惑星科学連合(AGU)の年次大会、AGU24に参加(12/9-12/13)。2022年以来

今回は口頭・ポスター発表が1件ずつにセッションコンビーナ(A079 "Explaining and Predicting Mid-latitude Weather, Climate and Ocean Variability and Change Through Air-Sea Interactions and Teleconnections")があったが,全て初日という素敵な日程.

2年前に参加した際にもそうだったのだが,AGUのような大きな学会に来ると,国際的な流れに対する己の感覚のずれを思い知らされる(結果として焦りを覚える).

私の研究に関連した大きな流れとしては,やはりML/DLの研究・セッションが非常に多くなっているということと,extreme eventsの研究のウェイトが高まっているな,というのが第一の感想だった.

2万人くらい参加する巨大な学会である.
この「学会での心構え」のようなものがなかなか面白かった.

少し時間のあったタイミングでワシントンDCを散策.天気の悪い中で歩き回ると風呂が恋しくなる.


セッションコンビーナの仕事としては,提案・宣伝・招待講演者の選定・口頭orポスターの決定・プログラム作成など色々あるが,限られたスロットの口頭発表を選ぶのが大変だなと感じた.何かを選ぶ際にジェンダーや世代・地域などのバランスを考えることが望ましいが,今回はHotspot2 international workshop "Mid-latitude Ocean-Atmosphere Interactions: Their Processes and Predictability"でのSOCとしての経験が活かされた.

アメリカは遠く年末で大変だが,AGUにはやはり参加するべきだと今回も感じた.


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